家や土地を売ろうとするとき、家族の意見が揃わないというケースは少なくありません。
「親は売りたくないけど、子どもは売却を希望している」
「兄弟の間で方針が食い違っている」
「名義人が複数いて、誰も動かない」
こうした状況では、感情が先に立ってしまい、話し合いが進まなくなることもしばしば。
そんなときこそ、第三者としての不動産会社の関わり方が重要になってきます。
■ 中立な立場で“冷静な橋渡し”ができる
不動産会社は、ご家族の一方に偏らず、中立な立場で現状と選択肢を整理する役割を担います。
たとえば「いま売るといくらくらいになるか」「売らない場合にどんな費用や管理負担があるか」といった事実ベースの情報を提供することで、話し合いが前向きに進むことも多くあります。
■ 法的・実務的な知識を共有できる
名義が共有になっている、相続登記が未了、など複雑なケースでも、どうすれば売却できるのかの手順を明確に案内できます。
必要であれば、司法書士・税理士・弁護士などの専門家と連携し、ご家族全体をサポートできる体制を整えることも可能です。
■ 直接言いにくいことを代わりに説明する
ご家族間では感情的になりがちな話も、専門家からの説明であれば冷静に受け止めてもらえることがあります。
「説得してほしい」というよりも、「現実的な選択肢を整理してもらいたい」という気持ちの方には、こうした“第三者の説明”が有効です。
■ 無理に急がせず、“話し合う時間”を大切に
当社では、すぐに結論を出すことを求めたり、契約を急かしたりすることは一切ありません。
むしろ、家族で納得して進めることが、円満な売却につながると考えています。
「まずは情報だけ知りたい」
「家族に説明してほしい」
そんな段階からでも、お気軽にご相談いただけます。
まとめ
家族の意見が分かれているときこそ、不動産会社の中立的なサポートが役立ちます。
感情に振り回されず、冷静に将来を考えるための“整理役”として、私たちにできることがあります。
悩んでいる今こそ、一度ご相談ください。売る・売らないの判断も含めて、一緒に考えましょう。