査定価格がバラバラ…どの数字を信じればいい?

納得いく判断の仕方とは?

不動産を売ろうと複数の会社に査定を依頼したとき、
「同じ家なのに、価格にこんなに差が出るの?」と驚いたことはありませんか?

たとえば、ある会社は「2,800万円」と言い、別の会社は「3,300万円」と言う。
いったい、どの数字を信じればいいのでしょうか?

今回は、査定価格に差が出る理由と、納得して判断するためのポイントをわかりやすくご紹介します。


■ なぜ査定価格に差が出るのか?

査定価格には、各社の「販売戦略」や「見込みの違い」が反映されます。

主な理由は以下の通りです:

  • 過去の成約事例の選び方(近隣で高く売れた事例を重視するか、安定的な価格を見るか)

  • 販売までにかかる想定期間(短期で売るつもりか、長期戦で高く狙うか)

  • 媒介契約を取りたいがために“高く見せている”ケース(=高預かり)

つまり、査定価格は“絶対的な正解”ではなく、**「その会社が考える売れるであろう価格」**ということです。


■ どの査定を信じればいい?

「高い=良い」「低い=損」ではありません。
大切なのは、**価格の“根拠”と“再現性”**を見極めることです。

以下のポイントをチェックしましょう:

  • 査定価格の根拠が明確か?
     → 周辺事例・築年数・立地など、具体的に説明してくれているか。

  • 過去の販売実績と一致しているか?
     → あなたの家に近い物件が「いくらで」「どのくらいで」売れたかを確認。

  • 販売活動の内容がしっかりしているか?
     → 高く売るためにどんな戦略を取るのか説明してくれるか。

価格だけでなく、売却への姿勢や提案の質にも注目しましょう。


まとめ

査定価格がバラバラでも、冷静に根拠を比較すれば、納得できる判断ができます。
数字だけに振り回されず、信頼できるパートナーを選びましょう。

「どの査定を信じていいかわからない」「他社の査定と迷っている」
そんなときは、ぜひ一度ご相談ください。公平な目線で、正直にご提案いたします。