日本の初夏を彩る「梅雨」。
雨に濡れた紫陽花(あじさい)がきれいに咲く一方で、湿気やカビ、においなど、住まいに関する悩みが増える季節でもあります。
不動産のプロとして、梅雨を快適に過ごすための住まいの工夫や、家探しのチェックポイントをご紹介します。
✅ 梅雨時期の“住まいあるある”と対策
1. 湿気によるカビ・結露
特に築年数が経っている物件では、通気性が悪いことが原因でカビや結露が発生しやすくなります。
→ 対策:24時間換気や除湿器の活用、家具は壁から少し離して設置するのが◎
2. 室内干しのにおい
雨が続くと洗濯物が外に干せず、「生乾き臭」が気になる方も多いはず。
→ 対策:浴室乾燥機やサーキュレーターを活用。換気機能の充実した住まいならストレスも減らせます。
3. 玄関・下駄箱の湿気・におい
靴や傘からの湿気がこもりやすい玄関は、脱臭・除湿の工夫が必須。
→ 対策:炭や重曹など自然素材の除湿剤、風通しの良い収納を意識しましょう。
✅ 物件選びで“梅雨を意識する”という視点
物件を探す際、つい日当たりや間取りに目が行きがちですが、梅雨や夏を快適に過ごせるかも大切なポイントです。
チェックしたい点は以下の通り:
-
通風(窓の位置・数)
-
浴室乾燥機の有無
-
室内物干しスペース
-
断熱性・気密性(外壁や窓の仕様)
-
バルコニーの奥行き(雨の日の洗濯物対策)
✅ 梅雨の時期こそ、住まいを見直すチャンスです
「この季節になると、毎年カビや湿気に悩まされる…」という方は、
今の住まいが本当に自分に合っているかを見直す良いタイミングかもしれません。
物件の購入や住み替えを考える上でも、「梅雨の暮らしやすさ」は大事な判断基準。
当社では、季節や暮らし方に合った物件選びもサポートしています。