「売りたいけど片付いていない…」残置物がある家の売却方法

残置物がある家の売却方法とは?

「家を売りたいけど、中の荷物がそのままで…」
「親が亡くなって実家を相続したけど、何から手をつけていいかわからない…」

こうしたご相談はとても多くあります。
家具や家電、衣類、本、思い出の品などが残ったままの状態でも、家を売ることは可能です。

今回は「残置物がある家を売るときの選択肢」と「進め方」についてわかりやすくご紹介します。


■ そもそも“残置物”とは?

残置物とは、建物内や敷地内に残された不要な荷物や家具などのことです。
売却前にこれを「どう扱うか」を決めておくことが、スムーズな取引のカギになります。


■ 方法①:片付けてから売る(一般的なケース)

時間と体力に余裕がある場合は、専門の片付け業者や不用品回収業者に依頼し、空き家にしてから売却活動を始めるのがスタンダードです。

【メリット】
・見栄えがよくなり、内覧の印象が良くなる
・買主が住まいをイメージしやすい
・トラブルが起こりにくい

【注意点】
・費用がかかる(目安:20万円〜数十万円)
・片付けに時間がかかることもある


■ 方法②:残置物ありのまま売る(相談できる不動産会社へ)

片付けが難しい、時間がない、遠方に住んでいる…という場合には、**「現状のまま売却」**することも可能です。

不動産会社によっては、**「残置物ありでも引き受け可能な買主」**を探したり、解体・更地渡しの提案もできます。

また、**「残置物処分を含めた買取」**を行っている会社もあるため、無理に自分で動かず、まずは相談してみるのがおすすめです。


■ 注意点:トラブルを防ぐために「残置物の範囲」を明確に

売買契約時には、「どこまでを売主が撤去するのか」「何を残すのか」を書面で明確にしておきましょう。
引き渡し後に“聞いていなかった荷物”がトラブルになることもあるので、専門家のサポートを受けながら進めるのが安心です。


まとめ

「片付けてからでないと売れない」と思い込んでいる方は多いですが、状況に応じた方法があります。
当社では、残置物の処分業者のご紹介や、現状のままでの売却相談にも対応しています。

「とにかく一度見てほしい」「何を残して何を処分すればいいか分からない」
そんな方も、まずはお気軽にご相談ください。