売買契約前の準備①

売主が行うべき売買契約前の準備について説明します。
 
①契約書の確認
契約書は、仲介する不動産会社が、売主買主の希望や条件を調整しながら作ります。
当然、契約前に案ができます。
できた段階でFAXやメールで送ってもらいましょう。
 
理想としては、契約前に不動産会社から直接契約書の中身について一度説明を受けておきたいところです。
ただ、時間が合わない場合もあると思います。
その場合でも、必ず一度目を通しておいてください。
「不動産の契約書なんか、何が書いているかわからないよ」といわれる方がいますが、大丈夫です。
不動産の契約書には、一般の方が思うほど難しい内容は書かれていません。
もちろん不動産独特の用語がありますが、書いてあることは難しいことはありません。
また、条文の量も、文字のサイズにもよりますがA4で2枚程度、多くても4枚です。
まず、一度読んでみてください。
そして不明なことは箇条書きにして、必ず不動産会社に確認しておきましょう。
特にチェックするポイントは、前回ご説明した通りです。
契約当日は緊張し、気分も舞い上がって、確認するべきことを忘れる場合もあります。
契約当日までにしっかりと契約書の内容を理解しておきましょう。
 
次回も引き続き契約前の準備について、ご説明します。