~放置NG!健康と住まいを守る正しい対処法~
「押し入れの壁がうっすら黒い…」「お風呂のすみっこに斑点が…」
気づいたときにはもう広がっていることも多い、カビ。
特に梅雨から夏にかけては、湿度・気温ともにカビにとって最適な環境。
一度発生すると健康や住まいに悪影響を及ぼすため、早めの対処が重要です。
✅ カビを見つけたときの正しい対処法
① まずは拭き取り&除菌
-
住宅用アルコール(消毒用エタノール)や塩素系漂白剤を使用
-
ゴム手袋&マスク着用で、乾いた布 or キッチンペーパーで拭き取る
-
その後、しっかりと乾燥させることが重要!
※壁紙や木材など、素材によっては使える薬剤に注意しましょう。
② 再発防止のための換気・除湿
-
窓を開けて空気の入れ替え
-
除湿機・エアコンの除湿モードを活用
-
家具と壁の間に5cm以上のすき間を空けて風通しを確保
③ 原因を特定する
-
結露や湿気が慢性的に溜まっていないか?
-
排水口や壁裏、屋根・外壁の雨漏りがないか?
→ 表面の掃除だけでは根本解決にならない場合も。
✅ 放置するとどうなる?
-
健康被害(アレルギー・喘息・皮膚トラブル)
-
建材や内装の劣化
-
におい・見た目の悪化
-
物件価値の低下
特に見えない場所(床下・壁の中など)にカビが広がっている場合、専門的な対処やリフォームが必要になることも。
✅ カビ対策のための住まい選び・見直しポイント
-
24時間換気や浴室乾燥機の有無
-
結露の出にくい窓(複層ガラスなど)
-
日当たり・通風の良い間取り
-
北向き・角部屋など、湿気がこもりやすい部屋の位置関係にも注目
✅ 「カビが気になる家」は、住み替え検討のサインかも?
掃除してもすぐカビが発生する、構造的に風通しが悪い、結露がひどい…。
そんな住まいは、健康や生活の質に大きく影響します。
私たち不動産のプロは、カビ・湿気対策に強い住まい探しやリフォームのご提案も可能です。