1. 冬は「乾燥」と「こもり空気」に要注意
11月〜2月は空気が乾燥し、暖房によってさらに湿度が下がります。
肌や喉の乾燥、静電気のほか、ウイルスが活発になりやすいのもこの時期の特徴です。
一方で、寒さを理由に窓を閉め切ると、空気がこもり、カビや結露の原因にも。
「加湿」と「換気」のバランスが、快適で健康的な住まいをつくるポイントです。
2. 加湿のコツ
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加湿器を部屋の中央寄りに置く
窓際や壁際だと湿気が偏りやすく、結露の原因になります。 -
洗濯物の室内干しを活用
自然な加湿効果があり、乾燥対策にも◎。 -
植物を置く
観葉植物は見た目の癒しだけでなく、自然な湿度調整にも役立ちます。 -
湿度は40〜60%が理想
これを超えるとカビが発生しやすくなるため注意。
3. 換気のコツ
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1〜2時間ごとに数分間、窓を開ける
空気を一気に入れ替える“短時間換気”が効果的です。 -
キッチン・浴室・トイレの換気扇を上手に使う
特に湿気がこもりやすい場所は、定期的な換気が大切。 -
サーキュレーターを活用
空気を循環させ、部屋全体を均一な湿度・温度に保ちます。
4. 過剰な加湿はNG!
湿度が高すぎると、結露やカビの原因に。
壁や窓周辺の黒ずみ・水滴が見えたら、一度換気を増やして調整しましょう。
“暖房→加湿→換気”のサイクルを意識することで、清潔で心地よい空気を保てます。
5. 不動産的視点で見る“空気環境の価値”
最近は「24時間換気システム」や「調湿機能のある内装材」を備えた住宅が増えています。
これらの機能は、健康・省エネ・資産価値のすべてにプラス。
売却時にも「空気環境の良い家」は評価が高く、見えない部分の印象アップにもつながります。
💡 まとめ
乾燥対策と換気のバランスは、冬を快適に過ごすための基本。
湿度を保ちながら新鮮な空気を取り入れることで、家族の健康と住まいの資産価値を守ることができます。
寒くなる前に、ぜひ“空気の見直し”をしてみてください。