住宅ローン返済中に教育費がかかる時期、どう乗り切る?

マイホームを購入してホッとしたのも束の間、次にやってくるのが「教育費がかさむ時期」。
特に、お子さまが中学・高校・大学と進学するタイミングでは、塾代や入学金、授業料など一気に支出が増え、「ローンとの両立が苦しい…」と感じる方も少なくありません。

今回はそんな“ダブル出費時期”の乗り切り方を考えてみましょう。


📌 教育費がかかるピークは「大学入学前後」

高校までは公立なら比較的抑えられますが、大学進学時には入学金+授業料で初年度100万円〜150万円程度が目安です。
さらに、私立・一人暮らしとなれば、それ以上の出費も。

住宅ローンと重なることで、家計へのインパクトは想像以上になります。


💡 乗り切るための3つの準備と工夫

① 教育費用の“先取り貯金”を早めに始める

学資保険やつみたてNISAなど、少額からでも始めておくことで、将来の安心感が全然違います。
目安として、月1万円を18年間積み立てれば200万円超になるケースも。

② ボーナス払いは控えめに設定

教育費のかかる時期にボーナス払いが重なると大きな負担になります。
できれば住宅ローンの月額返済だけで生活が成り立つ設計にするのが理想です。

③ 必要なら繰上げ返済ではなく“貯蓄優先”も

「ローンを早く返したい」と繰上げ返済を頑張りすぎて、手元資金が足りなくなるケースも。
教育費が見えてきたら、“無理せず返す”姿勢への切り替えも大切です。


🔄 もし足りなくなったらどうする?

  • 教育ローンを活用する
    住宅ローンとは別に借りられる制度もあります。金利や返済方法をよく確認して活用を。

  • 奨学金の制度を検討
    大学によっては返済不要の給付型奨学金も増えています。早めの情報収集がカギです。

  • 家計の見直し
    スマホ代・保険料・サブスクなど、固定費の見直しだけでも月数千円単位での削減が可能です。


最後に

住宅ローンと教育費、どちらも大切な“家族の未来への投資”です。
大切なのは、先を見越した計画と柔軟な対応力。
不安なときは、一人で悩まず専門家や経験者に相談することも大きな助けになります。

私たちも、お客様の人生設計に寄り添った家づくり・資金計画のサポートを大切にしています。
お気軽にご相談ください。