~ 想定外を防ぐために知っておきたいポイント ~
住宅購入を考えはじめると、どうしても気になるのが「お金」のこと。
物件価格だけを見て、「これならいけそう!」と思ったら…その後に**“諸費用”という落とし穴**があること、ご存じですか?
今回は、「住宅購入にかかる諸費用って何があるの?」「いくらぐらいかかるの?」という疑問にお答えします!
■ そもそも「諸費用」ってなに?
諸費用とは、物件そのものの価格(=本体価格)以外にかかる費用のこと。
大きく分けると、以下のような項目があります。
■ 主な諸費用の内訳
✅ 仲介手数料
不動産会社を通じて物件を購入する場合にかかる費用です。
【計算目安】
物件価格 × 3% + 6万円 + 消費税
✅ 登記費用
土地や建物の名義変更などをするために必要な費用。司法書士への報酬も含まれます。
✅ ローン関係費用
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ローン事務手数料
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保証料(もしくは手数料型)
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団体信用生命保険料(金融機関によっては無料)
などが該当します。
✅ 火災保険・地震保険料
住宅ローンを組む場合は、火災保険への加入が必須です。
エリアや構造によって金額が変わります。
✅ その他の費用
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印紙税(契約書に貼る収入印紙代)
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固定資産税の清算金(売主と日割りで精算)
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引っ越し費用、カーテン・家具購入費などもお忘れなく!
■ 諸費用はどれくらい見ておけばいい?
物件価格に対して、新築なら約3~5%、中古なら6~10%程度が目安です。
例)3,000万円の物件を購入
→ 諸費用はおおよそ90万円~300万円程度
想像より大きな金額に感じるかもしれませんが、これを見落とすと、あとで「こんなにかかるなんて…!」と焦ってしまうことに。
■ 想定外を防ぐためのコツ
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早めに諸費用も含めた資金計画を立てる
物件を見始める前に、ローン+諸費用+生活費のバランスを確認しましょう。 -
わからないことは不動産会社に確認する
「この費用って何?」「これも必要?」など、気になったらすぐに聞くのが◎。 -
見積書をもらって比較・検討を
金融機関によってローン手数料や火災保険の条件は異なります。比較してみるのも大切です。
■ 最後に
「諸費用」は目に見えにくいからこそ、後から不安になる方が多い部分です。
当社では、お客様一人ひとりに合わせて、わかりやすい資金計画シートをお渡ししています。
安心してマイホーム探しを始めるために、まずは「全体の予算感」を一緒に整理してみませんか?