売買契約当日の流れ②

・手付金の授受
契約書への記名押印が終わったら、いよいよ手付金の授受です。
手付金は売買代金の5%~10%前後が多いため、金額としては50万円から数百万円程度でしょう。
そしてほとんどの場合、手付金は現金で授受されます。
数百万円であれば、100万円単位で銀行の帯封がついている場合が多いです。
「銀行の帯がしているから必ず100万円あるはずだ」と思いがち。
もちろんほとんど間違いがある事はありませんが、念のため帯をといて、手付金の額に間違いがないか確認しましょう。
 
・不動産会社への仲介手数料の支払い
売買契約事に、半金またはいくらかの金額を支払う約束をしていれば支払いましょう。
ただし買主さんの目もありますので、支払いのタイミングは臨機応変に不動産会社の指示に従っていただければ結構です。
 
・決済・引渡しの打ち合わせ
売主としては、「いつごろであれば引渡しが可能か」について伝えます。
また、買主からは「住宅ローン審査の回答の目途」について、しっかり確認しておきましょう。
この時点で、買主が金融機関の住宅ローンの事前審査をクリアしていれば、比較的安心です。
 
しかし「これから銀行にあたります」という場合は、こまめに報告をもらうようにしましょう。
なぜならせっかく契約をしても、買主の住宅ローンの審査が通らなければ無条件で契約は白紙解約になります。
そうなれば、当然受領した手付金も返還しなければいけません。
そしてまた一から買主を探す作業になります。
中古不動産市場が右肩上がりにあるのなら、その心配はありません。
しかし今後、売主にとって市場の状況が好転することが非常に難しい。
よって1日でも早く売ることが大切なのです。
 
また、契約後の雑談の中で、買主さんからご近所のルールなど細かなことについて聞かれる場合があります。
わかる範囲については答えて構いませんが、曖昧なことについては断言せず、後日、不動産会社から回答してもらいましょう。
後のトラブルだけは避けたいものです。
 
さて、契約も終わりました。
あとは買主さんの住宅ローン審査の結果を待ちます。