親から実家を相続したけれど、今住む予定はない――
そんなときに悩むのが、「売った方がいいのか、それとも貸した方がいいのか?」という判断です。
将来のライフプランやコストを考えながら、後悔しない選択をするための考え方をお伝えします。
✅ 売却するメリット・デメリット
メリット:
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管理の手間がなくなる
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現金化できる(相続税・住宅ローン返済にも活用可能)
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令和○年時点では、空き家特例(譲渡益から最大3,000万円控除)が使える可能性も
デメリット:
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将来その家に住む可能性がゼロになる
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家の状態や場所によっては、思った価格で売れないこともある
✅ 貸すメリット・デメリット
メリット:
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毎月の家賃収入が得られる
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将来戻って住むという選択肢も残る
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家を使い続けることで劣化を防げる
デメリット:
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修繕・維持費がかかる(原状回復費・固定資産税など)
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賃貸中は自由に売却や取り壊しがしづらくなる
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入居者とのトラブルが発生する可能性
✅ 決める前に考えておきたいこと
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その家に将来、誰か住む可能性はあるか?(自分・子ども・親族など)
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家の築年数や立地条件はどうか?(貸し出しや売却のしやすさ)
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空き家の維持管理を自分で続けられるか?
迷う場合は、「いったん貸してみて、将来的に売る」という選択肢もあります。
ただし、賃貸中に売却するには借主の合意が必要になるため、契約内容の工夫が重要です。
✅ 専門家に相談することで見える選択肢も
私たち不動産会社では、売却・賃貸それぞれの査定を無料で行い、
お客様のご事情にあわせたベストなご提案をいたします。