「この家、売るべきかな…でもまだ決めきれない」
そんなふうに悩んでいる方は、実は少なくありません。
思い出のある住まい、大きなお金が動く判断、
「なんとなく気になっているけれど、まだ先でいいかな」と感じるのは自然なことです。
でも、“迷っている今”こそ、一度だけ立ち止まって考えてみる価値があるかもしれません。
■ 売却は、すぐ決断しなくても大丈夫
まず知っておいてほしいのは、
不動産の売却は「相談=売る」というわけではないということです。
例えば以下のような相談も、日々たくさん寄せられています。
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まだ売ると決めたわけじゃないけど、価格だけ知りたい
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相続した家をどうすればいいか迷っている
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将来住み替えも考えているけど、今の相場はどう?
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空き家になっている家の維持費が気になってきた
これらはすべて、「今すぐ売る」かどうかよりも、“選択肢を持っておくこと”が大事なケースです。
■ 判断のための“ヒント”になるポイント
もし迷っているなら、以下のことをチェックしてみると、判断のヒントになります。
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築年数はどれくらいか(20年・30年を超えると価値の減少が進みやすい)
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固定資産税・管理費の負担感はどうか
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空き家なら今後どのくらい維持できるか
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周辺の相場は上がっているか、下がっているか
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住まない期間が今後も長く続きそうか
これらは、査定依頼や専門家との会話を通じて自然と見えてくる情報です。
■ “決断の前にできること”はたくさんある
不動産を売るというのは、人生の中でも大きな出来事です。
だからこそ、急いで決める必要はありません。
でも、迷っているうちに価値が下がってしまったり、維持コストがかさむ状態が長く続くと、結果的に後悔につながることもあります。
「いつか売るかも」と思っているなら、
「とりあえず今の状況を知っておく」ことから始めてみませんか?