「今の住まいを売って、新しい家を買いたい」
ライフスタイルの変化や家族構成の変化に伴い、住み替えを考える方が増えています。
でも、「売るのが先?買うのが先?」「仮住まいって必要?」など、いざ行動しようとすると疑問や不安が尽きませんよね。
今回は、スムーズに住み替えを進めるための基本的な流れをご紹介します。
■ 住み替えには「2つの進め方」があります
① 売却先行型(今の家を売ってから買う)
-
メリット:手元資金がはっきりする/ローン残債を確実に整理できる
-
デメリット:売れたあと、新居が見つかっていないと仮住まいが必要になる場合も
② 購入先行型(先に新居を買ってから今の家を売る)
-
メリット:じっくり理想の物件を探せる/仮住まい不要で引っ越しがスムーズ
-
デメリット:一時的に住宅ローンが二重になるリスクも
どちらが良いかは、資金計画やスケジュール、希望条件によって変わります。
■ スムーズな住み替えの流れ(売却先行型の例)
-
売却相談・査定を依頼する
→ まずは今の家がいくらくらいで売れるのかを把握。 -
売却活動を開始する
→ 内覧や広告、条件交渉などを進めながら買主を探します。 -
買主が決まったら「引渡し日」を調整
→ ここで新居の購入計画を本格始動。 -
新しい家の購入・契約
→ 売却代金を元手に購入契約を進めます。 -
旧居の引渡し・新居へお引越し
このように、「売却と購入のタイミングをうまく調整すること」が最大のポイントです。
■ 事前の準備が“住み替え成功”のカギ
-
資金シミュレーション(ローン残債・手元資金)
-
売却希望時期・希望価格の明確化
-
引っ越し・仮住まいの有無や家族のスケジュール確認
-
柔軟に動けるスケジュール管理
不安な点が多い住み替えですが、流れを整理しておくだけで格段にスムーズになります。
「今の家を売って新しい暮らしを始めたい」
そう感じたタイミングが、住み替えの最初の一歩です。
迷ったら、まずは**“相談だけ”でも十分価値があります。**
情報を知ることで、動き出すべきタイミングが見えてきます。