住宅ローンを借りる際、年収に対してどの程度まで返済額に充てるとよいのでしょうか。本記事では、住宅ローンの借入額をどの程度にすればよいか迷っているという方に向けて、住宅ローン借入額の目安をご紹介します。
◆住宅ローンの目安は年収の5〜7倍
家の購入を考えている人は、いくらくらいまで住宅ローンを借りるべきなのか気になっているという方も多いでしょう。住宅ローンの目安は、一般的に年収の5~7倍程度だといわれています。
例えば、年収400万円の方であれば2,000万円~2,800万円、年収600万円の方であれば3,000万円~4,200万円程度です。
なぜ年収の5~7倍なのかというと、明確な根拠はありませんが、一つに金融機関が個別に設定している審査金利や返済比率から住宅ローンの借入可能額を計算してみると年収の5~7倍程度になることが多いうことが挙げられます。
ただし、場合によっては年収の8倍~9倍程度まで借りられるケースもあります。
このことから、住宅ローンの目安を年収の5~7倍としているのは、ある程度余裕をもって返済できる金額として設定しているといえます。
◆住宅購入にかかる費用
ここでは、住宅購入にかかる費用について見ていきましょう。
住宅購入時の費用としては、以下のようなものが挙げられます。
概要 | |
物件費用 | 土地・建物など物件を取得するために必要な費用 |
仲介手数料 | 土地や建物の購入の仲介を不動産会社に依頼した場合、物件の価格に応じて支払う必要がある |
火災保険費用 | 火災保険や地震特約のための保険料毎年や5年毎など契約した期間に応じて定期的に発生 |
リフォーム費用 | 中古物件の場合、物件購入後にリフォームする際に必要となる費用 |
各種税金 | 印紙税、登録免許税、不動産取得税など物件取得時にかかる税金 |
住宅ローンの諸費用 | 金融機関に支払う事務手数料や団信の保険料など |
購入する物件が新築なのか中古なのか、また戸建てなのかマンションなのか等によって異なりますが、物件価格の1~3割程度の費用がかかるのが一般的です。
◆住宅ローンの返済額の計算方法
物件の購入価格が分かったら、住宅ローンの返済額について計算してみましょう。物件選びをする際に、ざっくりとした返済額を計算するのであれば、以下のような計算式を頭に入れておくとよいです。
毎月返済額=2,822円✕借入額÷100万円(金利1%・借入期間35年の場合)
また、借入額や金利を入力することでより細かく計算してくれるシミュレーションを利用するのもおすすめです。借入額と金利から毎月返済額を計算したい場合は以下の住宅ローンシミュレーションを利用するとよいでしょう。
グリーンハウジングでは、不動産を購入したいという方を、経験豊富な担当者がしっかりサポートします。家の購入を考えており、住宅ローンの借入額をいくらにすべきか迷っている方はぜひ一度グリーンハウジングにお問い合わください。
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